1967年に「確率的勾配降下学習法」を発表し、現在のAIの深層学習の基礎理論を作った、日本が世界に誇る数理脳科学者によるAI概論。AI開発の過去・現在・将来の見通しが分かりやすくまとめられており、AIの全体像を理解するのに役立つ。
AIは脳の仕組みを参考に作り上げてこられたことがよくわかると同時に、AIはまだ人間の脳から学ぶことが多いということも述べられている。
2025年5月に発行された増補版では、心を持つ人工知能ができるか、人工知能とともに新しい文明をどのように作っていくか等の幅広く興味深いテーマが取り上げられ、人工知能の利用について、そのメリットとデメリットにも言及されている。
これからAIを利用する我々にとって指針となるべき必読の書である。